東京スポーツ杯2歳S
(GⅢ、東京芝1800m)
1着 ワグネリアン
(牡2 父ディープインパクト、母ミスアンコール
母父キングカメハメハ)
着 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 | タイム | 人気 |
1 | 3 | 3 | ワグネリアン | 牡2 | 55 | 福永祐一 | 1:46.6 | 1 |
2 | 7 | 7 | ルーカス | 牡2 | 55 | R.ムーア | 3馬身 | 2 |
3 | 5 | 5 | シャルルマーニュ | 牡2 | 55 | 戸崎圭太 | クビ | 3 |
4 | 4 | 4 | カフジバンガード | 牡2 | 55 | 吉田豊 | 1/2 | 6 |
5 | 2 | 2 | ゴールドギア | 牡2 | 55 | 北村宏司 | 1.3/4 | 4 |
非常に強い勝ち方で
風のワグネリアン
(`・ω・´)シャキーン
が1着!
お祖母さん(母の母)の
ブロードアピールを彷彿とさせる豪脚で
2着の
天帝ルーカスに
3馬身差をつける圧勝!
これで3戦3勝。
重賞初挑戦、初勝利をあっさり成し遂げ
来年のクラシック候補に高らかに
名乗りをあげた。
以下、福永騎手の談話
しっかり伸びてくれた。3戦3勝ですし、今の2歳の中では最有力候補だと
思います。3戦とも末脚をしっかり使ってくれているし、今後も楽しみです。(課題は)テンションがカッカしてきているので、距離を伸ばして
いくのにはそこが1つ課題です。賞金加算できたので、無事に1歩ずつ着実に頂点へ近づいてくれればと思います。
いや~。
なかなかの強さである。
現時点の2歳牡馬路線では抜けた存在だろう。
課題は福永騎手の談話通り
距離が持つかどうか。
血統的には
ディープインパクト×キングカメハメハ
で、クラシックディスタンスにも
充分対応できそうな血統背景ではあるが
母系はアメリカの短距離血統のため
こちらが強く出ると今後の展開に不安が残る。
そして多頭数の競馬をしていないため
追い込み一辺倒の脚質ゆえ
今後取りこぼす危険性もある。
しかしまぁ、そんな不安も
ちっぽけなものに思えるぐらい
スケールの大きな勝ち方であった。
2着に敗れた天帝ルーカスも
今回は完敗であるがまだまだキャリア2戦目。
ここから良化の余地を十分残しており
勝ち馬ともども、今後追いかけていきたい
奥深さを持っている。
2歳戦線も先週から非常に好素材が続々と
GⅠ戦線に名乗りをあげだしている。
今後も新勢力の台頭に期待である。