12/2(土) 中山8R イルミネーションジャンプステークス
( サラ3歳上障害オープン 障害芝3570m)
平地レースは、暮れの有馬記念が総決算。
一方障害競走は、暮れの伝統のレース
中山大障害が各馬にとっての最大目標。
今週土曜日の障害オープン競走
イルミネーションジャンプステークスは
暮れの大一番を虎視眈々と狙う
障害レースの次代の有力馬がせめぎあうーー。
実は障害レースは
“馬楽園的”注目馬の宝庫。
懐かしのあの血を引く子孫たちが
生き残りをかけて争う。
目次
◎クランモンタナ(牡8歳) 49戦8勝
祖母は、世界の武豊に
ムーランドロンシャン賞(仏G1)で
日本人騎手による海外G1競走初優勝
をもたらしたスキーパラダイス
また、母のエアトゥーレは阪神牝馬ステークス勝ち馬。
第1仔のアルティマトゥーレはセントウルS(GⅡ)勝ち馬。
第2仔のキャプテントゥーレは皐月賞(GⅠ)勝ち馬。
(※クランモンタナは第4仔)
また母系の一族からは
スキーキャプテン(朝日杯3歳S2着、ケンタッキーダービー出走)
スキーチーフ(プティクヴェール賞/仏G3)などがいる
日本だけではなく、世界に誇る優秀な母系。
そこにディープインパクトが配合されて…
あんたなんでここにいるの??
というような超良血馬である。
(いや、クランモンタナも平地重賞※小倉記念GⅢを勝ってるんだけどね。)
こういう血統背景を持つ馬が
障害レースの頂点を目指すのも面白い。
〇ミヤジタイガ(牡7) 48戦6勝
ミヤジタイガは2013年の弥生賞(GⅡ)2着。
またその年のカシオペアS(OP)を勝利。
平地の脚はメンバー随一である。
前走の京都ジャンプステークスでは
まさかの落馬、競走中止。
予後が心配されたが特に問題なかったよう。
飛越に問題があったわけでもなく
京都特有の三段跳びにタイミングが合わず
着地ミスが原因のようである。
引き続き状態は良さそうで
距離さえこなせれば上位。
▲マイネルプロンプト(セン5歳) 28戦6勝
母のコスモクラッペは1勝馬。
母の父、マイネルラヴはスプリンターズステークス勝ち馬。
※世界のマイル王、タイキシャトルの引退レースで空気を読まずに突き抜けた名馬(?)
祖母のビンゴハナコはマリーンS(OP 函館芝1200m)勝ち馬。
マイネルプロンプトは中央⇒園田⇒中央とトレードされ
平地では1000万下で頭打ちだったものの
障害入障後は6戦2勝で前走はOPレースで勝利。
メンバー随一の安定感で、ここをステップにし
暮れの大一番を目指す!!
まとめ
障害競走とは思えないような
超良血馬、平地力を持った馬が揃った注目レース。
障害レースの最高峰
年末の中山大障害にも是非注目してほしい。
中山大障害を狙う馬は、果たして…。