12/3(日) 中京11R チャンピオンズカップ GⅠ
(サラ3歳上オープン ダ1800m
大混戦模様のチャンピオンズカップ。
テイエムジンソクと共に人気が出そうなのが昨年の覇者で、
2連覇を目指すサウンドトゥルーである。
そしてサウンドトゥルーの鞍上は…
関東のベテラン騎手にして
The.穴ジョッキーこと大野拓弥騎手である。
今回は人気の一角サウンドトゥルーと大野拓弥騎手にスポットを当てる。
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サウンドトゥルー(セ7歳) 44戦10勝
主な勝ち鞍は
2015年の東京大賞典
2016年のチャンピオンズカップ
2017年のJBCクラシック
GⅠを3勝し、2016年の最優秀ダート馬に輝いている。
馬場状態や競馬場を問わず安定して上位に来るのがこの馬の最大の特徴。
(フェブラリーSの7着は大野騎手で無かったことが大きな理由だ!たぶん。)
今回も休み明け叩き3走目で臨戦過程もバッチリ。
また前走のJBCクラシックでも強豪相手に突き抜けており
年齢による衰えも見られない。
サウンドトゥルーの血統
父フレンチデピュティは、
ダート最強馬クロフネ、地方交流競走の常連ノボジャック等
ダートのチャンピオンホースを送り出している。
また芝でもG1馬を多数輩出しており、
日本を代表する名種牡馬の地位を築き上げている。
母のキョウエイトルースは3勝馬。
繁殖牝馬としても10頭の産駒が計32勝を挙げており、
サウンドトゥルー以外の大物はいないが、安定して
走る仔を出す牝系と言えるだろう。
サウンドトゥルーの調教、調子は?
栗東坂路を単走馬なりで追われ
4ハロン54秒7-13秒1。
タイムは特に目立たないが、それで十分。
大野騎手のコメント
「先週あらかたやっているので、今週は確認程度」
高木調教師のコメント
「調教ではあまり動く方ではないし、今週はさらっと」
とのことでかなり仕上がった感じ。力は充分に発揮できそうだ。
関東の穴男、大野拓弥騎手
関東の穴男といえば、古くは
「泥棒ジョッキー」と言われた安田富男騎手
最近では、「万馬券男」江田照男騎手などがいるが、
最近注目を集めているのが、大野拓弥騎手(31)である。
なにせ、通算勝利数412勝ながら
- デビューから7年連続で単勝万馬券を演出する(新記録)
- 初重賞制覇は11番人気(2011年 中日新聞杯 コスモファントム)
- 初G1制覇も13番人気(2014年 スプリンターズS スノードラゴン)
など、穴を開けまくっている。
その腕は確かなものがあり最近では重賞での騎乗機会も増え
人気馬でもきっちり勝たせるなど、確実性も上がってきている。
穴男としての意外性は魅力だが
人気の馬できっちりとGⅠをモノにする
堅実性をここで十二分にアピールしたいところだ。
まとめ
今年のチャンピオンズカップは展開的に
コパノリッキー、テイエムジンソクなど
前でレースを進めたい馬が多いため
ペース自体は早くなることが予想される。
そこで力を発揮しそうなのが
サウンドトゥルーの息の長い末脚である。
老いて盛んな7歳馬。
鞍上と共に大仕事を期待したい。