12/2(土) 中山11R GⅡステイヤーズステークス
(サラ3歳上オープン 芝3600m)
今年のステイヤーズステークスは
10頭立てと少頭数で、戦前の予想では
同一重賞3連覇を目指すアルバートと
重賞5勝の実力馬フェイムゲームの
一騎打ちムードが漂うが、
今回はその2強に割って入りそうな
「穴馬」を紹介する。
勢い、展開、距離適性などを考慮して
上位に浮上しそうな3頭をピックアップしてみた。
目次
プレストウィック(牡6) 33戦6勝
出典:netkeiba.comより
主な勝ち鞍は、2走前の
丹頂ステークス(OP札幌芝2600m)。
昨年のステイヤーズSでも4着に好走し、
続くダイヤモンドSでも5着と上位に入った。
前走のアルゼンチン共和国杯では9着に敗れたが
さすがにメンバーが強かったか。
3000mを超える長距離戦では、
まずまず上位に入ってきており
今回も安定感を武器に2強崩しを狙う。
カムフィー(牡8) 44戦4勝
出典:netkeiba.comより
血統的に3600mが最も向きそうなのがこの馬。
父ダンスインザダークは8戦5勝の菊花賞馬。
種牡馬としても
ザッツザプレンティ(菊花賞)
スリーロールス (菊花賞)
デルタブルース (メルボルンカップ)
など、長距離レースで活躍する産駒を多数輩出。
母ナイトクルーズも
97年の忘れな草賞(3歳OP芝2000m)を勝利。
当時の中・長距離牝馬戦線を賑わせた。
そんなスタミナ充分な両親から産まれた
カムフィーも、その血統に違わず
2年前のこのレースで2着、
ダイヤモンドSで3着と好走した実績がある。
ただ、現在8歳で近走は4戦連続で2ケタ着順。
3600mの長距離レースはぴったりだが
調子の上積みはどうか…?
グランアルマダ(牡5) 23戦5勝
出典:netkeiba.comより
展開的に浮上してきそうなのがこの馬。
前につけたときは非常にしぶとい脚を使う。
2走前の日本海S(新潟芝2200m)でも
スタートから先手を奪いしぶとく逃げ切り勝ち。
今回は少頭数で、単騎の逃げも可能そうなメンバー構成。
小細工せずにハナを主張すれば面白い存在。
まとめ
今回はおそらく2強ムードが強く
馬券的にも2頭は抜けた人気になるだろうが
こういうレースでは3着探しも面白い。
伝統の超長距離レース、
血統だけではなく展開の面でも
後押しが必要になるレースだが
果たして穴場の浮上はあるか…?