4/20(日)の東京メインは
オークストライアルのフローラS(GⅡ)
大挙して1勝馬・2勝馬がオークスを目指して
集結しており、既に大混戦の予感がプンプン漂っている。
馬楽園はこの混戦を切り裂く2頭として
1戦1勝のセラピアと
休み明けながら素質を感じるフォークテイルを猛烈プッシュ!
今日のレース、おそらく荒れますぜ…。
目次
セラピア(牝3歳) 1戦1勝
セラピアは3/30の阪神競馬の未勝利戦でデビュー。
「金髪不良三冠馬」オルフェーヴルの産駒とは
思えぬほどの落ち着きを見せ、道中は2番手で折り合い
直線では2着馬にあっさり2馬身差をつけて快勝。
軽く追われただけで、上がり最速の決め脚を記録しており
気性面を考えても距離の融通もかなり利きそう。
キャリア的なハンデはあるが、ここで一気の重賞制覇があってもおかしくない。
セラピアの血統
出典:netkeiba.com
素晴らしきはその血統背景にもある。
母ララアは、米GⅠハリウッドスターレットSの勝ち馬。
母の兄に米GⅠエディリードS、シューメイカーマイルSともに2着の
Summer Frontがいるアメリカの名門血統。
またそのララアの父は…
おぉ!
Tapit(タピット)!
Tapitと言えば、馬楽園的最強プッシュ馬ラニの父である。
オルフェーヴル×Tapitって
おそろしく気性の悪い産駒のイメージしかないが
(※Tapitは、ほぼラニだけの印象であるが)
その秘めた狂気性が、レースでプラスに出ることを祈っている。
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フォークテイル(牝3歳) 2戦1勝
出典:keibana.com
そして、セラピア以上に惑星になりそうな候補が
このフォークテイルだ!
まだ1勝馬ながら、その素質は十分。
東京での新馬戦を勝った後の若竹賞(500万下)
新馬戦と同じくスタートで後手を踏み
さらに直線で内が開かないといった膠着状態を
ゴール前、外から猛然と追い込んで2着。
この時の鞍上のマーフィー騎手も
センスを絶賛すると共に、その将来性を高く評価していた。
若竹賞はゴール前でようやくトップギアに入っており
脚質的にも小回りの中山より府中が合うのは明らか。
その非凡な決め手で、混戦を切り裂くかー。
フォークテイルの血統
出典:netkeiba.com
フォークテイルの半兄に
ステイヤーズS(GⅡ)3連覇の超長距離砲
アルバート(父アドマイヤドン)
母系からは、福島記念勝ちのオーバーザウォール(父:ドクターデヴィアス)
重賞3勝で日本ダービー2着のインティライミ(父:スペシャルウィーク)が出ており
非常に活力のある母系と言える。
母系には、ダンスインザダーク・ノーザンテーストなど
成長力とスタミナを伝える馬名が並んでいる。
そして、父がロードカナロアに変わったことで
父系からは米国の素軽いスピードを受け継ぐ。
父系のスピード、母系のスタミナと非常に
バランスの取れた血統構成で競走馬としてだけではなく
繁殖牝馬としても重宝しそうなフォークテイル。
その素晴らしい血統に違わぬ勲章を重賞の舞台でゲットしたい!
まとめ
水・木曜日あたりの時点で、
逃げ馬のウィクトーリアが1番人気に推されているという情報があり
「ぐっへっへ、同じ逃げ馬のジョディ―がいるのに
府中で逃げ切れるわけがないだろう。
ここは1勝馬のセラピアで勝負して大穴ゲットだ」
とほくそ笑んでいたら、そのセラピアがかなり人気しているということでー。
しかし前売り段階でもかなり人気が割れており
ここは馬連・馬単でも的中すれば大きい配当になる。
セラピアーフォークテイルで惑星は決まり!