最近地方競馬が活況だそうで。
4/3(火)のnetkeiba.comに
こんなニュースが上がっていた。
<2017年度の地方競馬、
17年ぶりに総売得金額5500億円超え!>
NAR地方競馬全国協会は、
2017年度の地方競馬開催成績速報値を発表した。開催日数は、
平地・ばんえい合わせて14競馬場で、
1290日(前年度±0日)。総入場人員は全国計で316万5418人(前年比99.5%)、
一日平均で約2454人(同99.5%)。
総売得金額の全国計は
5525億3925万6190円(前年比113.5%)で
6年連続の増加、
総売得金額が5500億円を超えたのは、
2000年度以来17年ぶり。一日平均は、
過去最高の約4億2832万5000円(同113.5%)。なお、電話投票の総売得金額は
3793億7036万9190円で、
総売得金のうち約68.7%のシェアを占めていた。
出典:netkeiba
素晴らしいことではないだろうか。
バブル崩壊後の地方競馬は
廃止に継ぐ廃止で
“地方競馬そのもの”の存続についての
議論がなされたこともある。
しかし、インターネットで
馬券が買えるようになったことから
最近またグッと売り上げが伸びてきている。
地方競馬の隆盛は
マイナー血統に陽の目を当てる
という意味合いも込められている。
競馬はブラッドスポーツである。
良血馬の多くは
当然優れた血統背景を持っている。
しかし!
競馬はそんな一部のエリート馬だけで
成り立っているものではないし
中央のGⅠレースだけがすべてではない。
競馬の楽しみ方は人それぞれ。
例えばこの馬
出典:ameblo
昨年の園田競馬の大レース
兵庫ダービーを制覇した
ブレイヴコール
血統表を見てみると…
出典:netkeiba
父カルストンライトオ
母父ユートカイザー
この2つの馬名。
恐ろしいほどに甘美な響きである。
あぁ、カルストンライトオ。
新潟直線1000mのエキスパート。
雨のスプリンターズS
4コーナーでで加速して
他を置き去りにした時には
サ二―ブライアンと同じ乗り方じゃん!
と思ったよ、大西直宏…。
あぁ、ユートカイザー。
サンデーサイレンス×ユートジェーンという
良血馬がなぜ大井で走っているのか??
この馬名を見ると
当時、大井でしのぎを削っていた
サブライズパワーやマキバサイレントを思い出す…。
血統表に
懐かしの馬名を見て
その時の思い出が蘇る…
これも
一つのブラッドスポーツとしての
競馬の魅力ではないだろうか。
しかしながら、なかなか
こういったマイナーな血統は
中央競馬に所属しにくいのも事実。
そういう時に
各地の地方競馬が光を放つのだ。
例えばこの馬。
4/16(月)の大井のメインレース
トゥインクルオープニング賞の
出走馬を覗いてみると
マイティキング(牡4歳)
血統表はこんな感じ。
出典:netkeiba
血統、古っ!!(※特に母系)
プルラリズムって
ダビスタ以外に産駒を見た記憶がない。
ダビスタの世界でも
実績Cの安定Aの種牡馬で
使えねぇな~と思っていた。
机の下に隠れて夜中の3時まで
ダビスタをやっていた中3の夏休み。
懐かしの馬名には
青春時代のセピア色の
思い出がある。
それと同じように
競馬場には競馬場の思い出が
ファン一人ひとりにある。
初心者マークをレンタカーにぶら下げて
中津競馬の小田部雪騎手を見に行った
大学時代の青臭い日々。
中津競馬場は
思い出の中でしか蘇ってこない。
ブライアンズロマンの宇都宮も
ニホンカイユーノスの益田も
ハシノタイユウの足利も
全て思い出の中に消えていった。
今後とも各地の地方競馬の
関係者の皆様方には是非とも
踏ん張って頂きたい!!
マイナー血統を輝かせるためにも
地方競馬のさらなる発展に期待ししております!