12/10(日) 阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ GⅠ
(サラ2歳上オープン 芝1600m)
「金髪不良三冠馬」オルフェーヴルの初年度産駒だが
今回取り上げる2連勝中のラッキーライラックも
同じくオルフェーヴル産駒。
新馬、アルテミスS(GⅢ)とこちらは牝馬限定戦を
どちらも強い勝ち方で2連勝中。
今日は2番人気に推されそうなラッキーライラックに
スポットを当ててみよう。
目次
ラッキーライラック(牝2歳) 2戦2勝
8月の新馬戦は、余裕のレースで1馬身半差の快勝。
余裕を持ったローテーションで2戦目はアルテミスS(GⅢ)。
抜群のスタートから好位につけ2歳離れした堂々の勝ちっぷり。
現時点での完成度は、ライバルたちを1歩リードしている印象だ。
この2戦は、スッと前につけることのできるレースセンスと
着差以上の余裕の勝ちっぷりが光る。
おそらくロックディスタウンと人気を分け合う存在である。
ラッキーライラックの血統
ここに来てオルフェーヴル産駒の活躍が目覚ましい。
今年デビューした新種牡馬の中で特に期待値が高かった
ロードカナロアとオルフェーヴルが
対照的な成績を残しているの非常に興味深い。
ロードカナロアは産駒の勝ち上がり率は非常に高いが
今のところ重賞を勝つような大物はまだ表れていない。
オルフェーヴルはすでに重賞ウイナーが2頭と
大物を出している半面、勝ち上がり率はあまりよろしくない。
ラッキーライラック管理の松永幹夫調教師が
「跳びが大きいし、スタミナも豊富。
とりあえず桜花賞まではマイルの舞台で戦っていくことになるけど、
ゆくゆくは距離が延びて、より力を発揮するタイプだと思う」
と言うようにオルフェーヴル産駒の本領発揮は
まだまだこれから先なのかもしれない。
ラッキーライラックの3代母のステラマドリッドからは
阪神牝馬S(GⅡ)など重賞を3勝した実力馬
ダイヤモンドビコー(父サンデーサイレンス)が出ている。
ラッキーライラックの調教、調子はどうか?
6日に栗東のCWコースで最終追い切りを行い
3頭併せで真ん中から抜け出し、最先着。
松永幹調教師は
「抜け出してからも、しっかり集中して走っていました。
フットワークがいいですよね。スッと反応して指示通りに動く。
今のところ言うことはありません」
と納得の表情。
前走後、短期放牧に出されたが
充分力は出せる状態に仕上がっている。
パートナーの騎手は、イケメン石橋脩騎手!
今秋の外国人騎手天国にピリオドを打つ凸(゚皿゚メ) !
先週の古川吉洋騎手(フルキチ)はクビ差敗れてしまったが
今週は栗東屈指のイケメン騎手
石橋脩騎手に期待しようではないか!?
石橋脩騎手は1984年生まれの34歳。
2012年の天皇賞・春をビートブラックで制している。
2017年は62勝(12/3現在)と過去最高の勝ち星を挙げており
リーディングでも12位という好位置につけている。
久しぶりのGⅠ制覇に向けてここは千載一遇のチャンス。
勢いは充分。ここいらでGⅠ勝ちの勲章が欲しい。
まとめ
いかがだっただろうか。
阪神ジュベナイルフィリーズは
オルフェーヴル産駒2頭が人気を分け合う形になりそうだ。
文字通り先々を見据えるという意味でも
非常に意味のあるレースとなる。
ここは2連勝中の優等生×イケメン騎手の
勢いに任せたGⅠ制覇に期待したい。