2歳戦が早くも開始!注目の2019新種牡馬はかわいいゴールドシップとクラグオーだ!【馬楽園的コラム】

本日より、2019年度のホッカイドウ競馬開催がスタートする。

その名もお馴染み「グランシャリオナイター」。
もちろん全日程ナイター競馬が開催だ!!

今年も「日本一早い2歳戦」こと
JRA認定競争のスーパーフレッシュチャレンジ競争
も本日よりスタート!!

このレースはJRA北海道シリーズの
2歳戦にも直結する要注目のレースである!

本日のレースに2019新種牡馬である
エピファネイア、カレンブラックヒル産駒も
出走予定。

いよいよ2019年の新種牡馬たちの残した産駒たちの
戦いの火ぶたも切って落とされる。

2019年新種牡馬、馬楽園的注目馬として
この2頭をピックアップしてみよう!

目次

2019デビュー新種牡馬の主なラインナップ

種牡馬名 生年 主な勝ち鞍 父系 初年度血統登録数
キズナ 2010 日本ダービー(GⅠ) サンデーサイレンス系 180頭
エピファネイア 2010 GⅠ2勝(JC・菊花賞) ロベルト系 157頭
フェノーメノ 2009 天皇賞春(GⅠ)2回 サンデーサイレンス系 90頭
マジェスティック
ウォリアー
2005 ホープフルS(米GⅠ) シアトルスルー系 88頭
リアルインパクト 2008 GⅠ2勝(安田記念)他 サンデーサイレンス系 87頭
トゥザワールド 2011 弥生賞(GⅡ) ミスタープロスペクター系 83頭
エスケンデレヤ 2007 ウッドメモリアルS(米GⅠ) ストームキャット系 80頭
ワールドエース 2009 マイラーズC(GⅡ) サンデーサイレンス系 79頭
ゴールドシップ 2009 GⅠ6勝(有馬記念他) サンデーサイレンス系 78頭
スピルバーグ 2009 天皇賞秋(GⅠ) サンデーサイレンス系 68頭

以上が上位10頭のラインナップである。

以下はこの通りとなっている。

カレンブラックヒル…64頭
ヴァンセンヌ   …39頭
ウインバリアシオン…21頭
タイセイレジェンド…18頭
ノーザンリバー  …17頭
ハタノヴァンクール…16頭
グランデッツァ  …12頭
オーシャンブルー …12頭
ニホンピロアワーズ…10頭
コパノリチャード …10頭
ワンダーアキュート…  9頭
トウケイヘイロー …  6頭
セイクリムズン  …  6頭
ガルボ      …  5頭
アスカクリチャン …  5頭
マジンプロスパー …  4頭
コメート     …  4頭
グランシュヴァリエ…  4頭
エーシンジーライン…  4頭
ラブイズブーシェ …  3頭
ヴェリーハード  …  3頭
クラグオー    …  2頭
アポロソニック  …  2頭
ミキノバンジョー …  1頭
ソウルシルバー  …  1頭
グロリアスノア  …  1頭
エーシンモアオバー…  1頭

やはり、ダービー馬キズナの評価が高い。

ディープインパクトも2019年は種付けを途中で中止しており
この大種牡馬の後継者争いも熾烈を極めてきている。

やはりダービーで見せた豪脚の印象と
ロンシャンの深い芝にも対応できる(ニエル賞1着)パワー
また母系にも素軽い北米(ストームキャット)が流れている
血統的なバランスも評価されたのであろう。

…しかし戦歴同様に評価の高いキズナと対照的なのが。。。

そう

我らが

ゴールドシップ兄貴!である!!

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その低評価を覆せ!ゴールドシップ兄貴!!

出典:matome.naver

ゴールドシップはGⅠ6勝馬。

デビューは早く2歳の7月、札幌の新馬戦を
レコードで勝ちあがり

その後も皐月賞・菊花賞を勝利し二冠達成。

以降の活躍も周知のとおりである。

その素晴らしい戦歴を差し置いて、現役中は

  • 納得しなければテコでも動かない
  • 人気を背負ったGⅠでまさかの大出遅れ
  • いつ本気で走るか分からない

など、世代を代表する強烈なネタ馬として
我々を楽しませてくれた。

しかし、腐ってもGⅠ6勝馬…。

そして仕上がりの早さも持っており
スタミナだけではなく、スピードにも秀でている…

そんなゴールドシップ兄貴が
GⅡ1勝のワールドエースに種付数で
負けているというのはどうなんだ!?

…という憤りを感じずにはいられない。

出典:netkeiba.com

で、色々情報を探ってみると
馬産地で人気が出ていない理由の一つに

母系の地味さ

が挙げられるようだ。

母系の3代目「プルラリズム」

また5代先の血統表「漢字」の馬がいる。

母系は
日本土着の血統と言えば聞こえが良いが

要は古いのだ。

ちなみに同じく「ステマ配合」のオルフェーヴルは
母系の3代目はノーザンテーストと
古さを感じさせない血統構成となっている。

…まぁ確かにゴールドシップ兄貴が
「安定的に大物を出す」種牡馬になるとは
どうにも考えにくい。

「安定感に欠けるが、一発大物を出す」という
イメージ的な問題も種牡馬として種付をそこまで伸ばせなかった
一つの要因なのかもしれない。

ゴールドシップ産駒の注目馬(馬楽園厳選?)

そしてそんな我らがゴールドシップ兄貴の
初年度産駒で馬楽園が厳選した(?)
注目馬を紹介するぞ!

ムーンフェイズの2017(牝)

父:ゴールドシップ
母:ムーンフェイズ
母父:エリシオ
厩舎 松永昌博(栗東)
馬主 サンデーレーシング
生産 ノーザンファーム

出典:サンデーレーシング募集馬リスト

天下のノーザンファーム生産の
ゴールドシップ産駒は1頭。

その1頭がこちら!

馬主さんはこれまた天下のサンデーレーシングだ!!

母はムーンフェイズ。

この馬の兄は2018年のクラシック戦線を沸かせた
「馬楽園的注目馬」オウケンムーンだ!

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オウケンブルースリというマイナーな種牡馬から
クラシックを沸かせるような馬を出したこのムーンフェイズ。

であれば、兄貴の子どもが
重賞戦線を賑わせることも十分可能!…とみた。

マイネルエルガー(牡)

父:ゴールドシップ
母:ストークアンドレイ
母父:クロフネ
厩舎 畠山吉宏(美浦)
馬主 サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産 ビッグレッドファーム

出典:ラフィアン

母、ストークアンドレイは函館2歳Sの勝ち馬。

洋芝などのスピードのかかる馬場を得意としそうな馬である。

両親ともに仕上がりは早かったが
この馬はまだ緩いところがあり
デビューまではもう少し時間がかかりそうとのこと。

ウインキートス(牝)

父:ゴールドシップ
母:イクスキューズ
母父:ボストンハーバー
厩舎 宗像義忠(美浦)
馬主 ウイン・レーシングクラブ
生産 コスモヴューファーム

出典:ウイン・レーシングクラブ

こちらも、母はクイーンC勝ち馬のイクスキューズ。

牝馬にしては馬格もあり、父に似て気難しい面も
見せているようだがレースで良い方向に出れば
面白い存在になりそうだ。

マイネルコロンブス(牡)

父:ゴールドシップ
母:トウホクビジン
母父:スマートボーイ
厩舎 清水久詞(栗東)
馬主 サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産 ビッグレッドファーム

出典:ラフィアン

そして、ゴールドシップの初年度産駒、
一番の注目馬がこの馬。

母が無事之名馬の代表格

歴代163戦(ある意味)鉄の女

トウホクビジン姉さんである。

今年2月にビッグレッドファームで行われた公開調教で
マイネルコロンブスが出した時計は4ハロン51秒8

どのぐらいの時計かピンと来ないだろうが
この時期の2歳馬の水準時計
4ハロン54秒から56秒と言われており

昨年のコスモス賞勝ち馬で札幌2歳S2着の
ナイママでも同時期のタイムは52秒台。

ナイママのこの時期の時計も既に超えており
関係者にスピード能力の高さと仕上がりの早さを
見せつける結果となったのだ!

こちらは早めのデビューを目論んでおり
ひょっとすると、6月の新馬戦には
間に合っているかもしれない。

ゴールドシップ兄貴のかわいい画像はこちら!

現役時代、気を損ねると
とんでもないアウトサイダーに突然変身した
ゴールドシップ兄貴。

しかし、実は
お目めがクリクリかわいいっ!
…とネット界隈では騒がれているので
兄貴のかわいい画像を紹介しておこう。

出典:ウマ娘。

出典:livedoor.jp

出典:競馬まとめチャンネル

出典:トリガミ競馬まとめ

↑↑↑管理調教師だった、須貝調教師と再会したゴールドシップww↑↑↑

…現役時代のヤンキーイメージからは
程遠い表情を見せるゴールドシップ兄貴。

今後はレースで我々を楽しませてくれる
産駒の出現を期待しようではないか!!