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そして大注目は…クラグオーだ!!
そして馬楽園的にゴールドシップ兄貴以上に
大注目な2019年度新種牡馬がいる。
その名は
クラグオーだっ!!
出典:twitter
クラグオーは31戦10勝。
主にホッカイドウ競馬で出走し
2014年の門別・ステイヤーズCを勝っている。
ホッカイドウ競馬でお馴染みの
倉見牧場の生産馬、倉見利弘オーナーの持ち馬だ。
出典:netkeiba.com
血統表の中に今をときめく
「サンデーサイレンス」の名は一かけらもない!
まさに独自の発展を遂げる倉見牧場の血の結晶なのだ!
クラグオーの父、クラキングオーは
北海優駿、王冠賞、ステイヤーズカップ2勝、道営記念と重賞5勝。
3歳時にはJRA函館競馬場にも参戦し、
中央馬を相手に勝利(1着同着)をおさめている
まさに、ホッカイドウ競馬を代表する名馬の1頭。
ところが2003年のレース中に故障発生。
診断した獣医師から「予後不良」を告げられる
絶望的な大怪我だったのだが陣営の執念で一命をとりとめ
何と種牡馬入り!!
非常に少ない産駒の中から
牝馬初のホッカイドウ三冠馬クラキンコ
そしてこのクラグオーを輩出している
とんでもない馬なのだ!!
そしてクラグオーというのは
クラキングオーの系統を繋げただけでなく。
70年代を代表する名馬
“スーパーカー“マルゼンスキーのラインを継続する
唯一の種牡馬という大きな意味合いを持っている。
クラグオー産駒の2019年度血統登録数は2頭。
母ポンデュガール(※母父フォーティナイナー)のクラモン(牡)
母トゥバン(※母父アドマイヤドン)のハナバンダ(牝)
特にトゥバンはホッカイドウ競馬で通算12勝と
クラ軍団ともバチバチにやりあっており
ホッカイドウ競馬の馬同士から活躍馬が出ることに
大きな期待がかかる!
オンワードゼア・シングルロマンなどの
まず他では絶対に見かけないであろう種牡馬の名を
血統表の中にもつ、クラグオー。
その存在は「渋すぎる」を通り越して
「孤高」とまで言い切れるほどのものであるが
一時代を築いたマルゼンスキーのラインが
2代・3代と続いていくことを願ってやまないのだ。
まとめ
種牡馬としての生存競争も苛烈を極める昨今。
やはりデビューした年の産駒が
走るか走らないかが今後の種牡馬としての
運命も左右してしまうまさにサバイバルレース。
さて生き残るのはどの種牡馬かー。
兄貴と孤高のマイナー血統種牡馬に期待しよう!